「得体の知れない」とは?意味や例文を解説!

「得体の知れない人」のように「得体の知れない」という表現はよく利用されます。この「得体の知れない」という言葉の意味について解説します。

目次

  1. 得体の知れない
  2. 得体の知れないの意味とは
  3. 得体の知れないの由来
  4. 得体の知れないの使い方・例文

得体の知れない

得体の知れない」という言葉について解説します。

よく使う言い回しなので、由来や例文を通してその意味を理解して見ましょう。

また、英語や中国語では何と言うのかも紹介していきますのでご覧ください。

 

得体の知れないの意味とは

得体の知れないとは「正体が分からず怪しい」「うさん臭い」という意味の表現です。

得体の意味は「正体」「本性」で、人や物事の実際の姿のことを言います。

身元や職業がはっきりしない人、行動や態度が怪しい人、出所が分からない物など、はっきりせずよく分からない物事に対して使われることが多いようです。

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得体の知れないの英語

得体の知れないの英語は

  • mysterious(ミステリアス)
  • strange(ストレンジ)
  • suspicious(サスピシャス)
などがあり、どれも「妙な」「怪しい・妖しい」という意味合いを持つ英語になっています。

ちなみに中国語では「古怪」「奇怪」などと言い、やはり「奇妙な」という意味の言葉です。奇怪という言葉はそのまま日本語にもあるので分かり易いと思います。

得体の知れないの由来

得体の知れないの由来は二通りあるようですが、どちらが正しいのかは分かっていません。

  1. 真の姿という意味の「為体(ていたらく)」の音読である「いたい・えてい」が転じたとする説。
  2. 平安時代には僧侶の着ている衣で宗派や格が分かったため「衣体」が転じたとする説。

得体の知れないの使い方・例文

  • 得体の知れない人が出入りしている。
  • あの人には得体の知れない何かを感じる。
  • 得体の知れない薬に手を出すのは危険だ。

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