「爪の垢を煎じて飲む」とは?意味や使い方を解説!

「爪の垢を煎じて飲む」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「爪の垢を煎じて飲む」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 爪の垢を煎じて飲む
  2. 爪の垢を煎じて飲むの意味とは
  3. 爪の垢を煎じて飲むの使い方・例文

爪の垢を煎じて飲む

「爪の垢を煎じて飲む(つめのあかをせんじてのむ)」という言葉の意味や使い方について解説します。

すぐれたひとを目の当たりにすると、「せめて爪の垢でも煎じて飲みたい」などと言ったりしている場面ってありますよね。
今回は、そんな「爪の垢を煎じて飲む」という言葉について、詳しく解説していきます。
しっかり覚えて、明日に役立ててくださいね。

爪の垢を煎じて飲むの意味とは

爪の垢を煎じて飲むとは、「すぐれた人に対した場合、せめてその人の爪の垢でももらってという気持ちで、その人にあやかるようにする」ことのたとえです。

叱咤激励したり戒めたりする意味で使う場合や、自分に対して願望のように使う場合など、その意味合いは意外と幅が広いですね。

ちなみに、「煎じる」とは薬草やお茶などを煮出すことで、薬を作る場合などに、この煎じるという言葉は使われています。

すぐれた人にあやかろうとするなら、たとえ爪の垢のようなものでも薬として煎じて飲めば、その効果があるのではないかというところからきているようです。

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爪の垢を煎じて飲むの英語

「爪の垢を煎じて飲む」を英語に直訳すると、「Drink infusion of dirt of the nails」となりますが、この言葉だと、その意味がうまく伝わりませんよね。

「すぐれた人にあやかる」という意味合いですので、それを英語で表現すると
 

  • to take a lessen from (教えを受ける)
  • to follow in the footsteps of (足跡をたどる)

などが伝わりやすいかもしれませんね。

爪の垢を煎じて飲むの類語

「爪の垢を煎じて飲む」の意味が「すぐれた人にあやかるようにする」ということから、類語として四字熟語の以下の言葉をご紹介します。
 

  • 採長補短(さいちょうほたん)
  「他人の長所を取り入れ、自分の短所を補うこと」という意味になります。

自分以外のすぐれた人の良いところを取り入れて、もっと素敵な人になりたいですね。

爪の垢を煎じて飲むの使い方・例文

  1. 習い事が上達しないので、師匠の爪の垢でも煎じて飲みたいわ。
  2. 彼女は思いやりがあるから、うちの子に爪の垢でも煎じて飲ませたいわね。
  3. 先輩の爪の垢でも煎じて飲めば、営業がうまくいくだろうか。

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