一蓮托生
「一蓮托生(いちれんたくしょう)」という四字熟語は、ビジネスの場面でも日常会話でもよく登場する言葉ですね。普段はあまり使わない漢字を組み合わせた四字熟語ですが、その意味は広く知られています。
しかし、その由来や語源などを知っている人が意外と少ない四字熟語でもあります。様々な場面で使用する四字熟語だからこそ、正確に使いたいですね。
この記事では、「一蓮托生」の意味や語源、英語での表現を解説します。
一蓮托生の意味とは
「一蓮托生」の読み方は「いちれんたくしょう」で、意味は「結果の善し悪しに関わらず、最後まで行動や人生、運命を共にすること」を表しています。運命共同体として生きている人同士の関係を表している言葉なのですね。
「一蓮托生」は元々仏教用語として使われており、仏教用語としての意味は「極楽浄土に生まれ変わっても同じ蓮の上に生まれること」を表しており、夫婦などが死んだ後にも再会できるように約束するポジティブな意味で使われていたのですね。
現在の使われ方の傾向としてはこのようなポジティブな使い方よりも、悪いことも運命共同体として受け入れるしかないといった諦めの意味が強く含まれることが多いです。
一蓮托生の英語
- To sail in the same boat(同じ船に乗って進んでいく)
一蓮托生を使った文章・例文
- ここまで来たら、一蓮托生だ。最後までこのプロジェクトを一緒にやり切ろう。
- 夫婦ってものは一蓮托生だからね。何があっても最後まで一緒に生き抜こう。