嘘八百
「嘘八百」という言葉の意味について解説します。
皆様はこの嘘八百という言葉の意味をご存知でしょうか。
この機会に意味を理解してみましょう。
嘘八百の意味とは
「嘘八百」という言葉の意味は、「嘘を数多く言うこと。」「何もかも嘘だらけなこと。」「まったくのでたらめということ。」となります。
読み方は「うそはっぴゃく」です。
<由来>
「八百」は実数ではなく、数がとても多いことを表し具体的な数を表すものではありません。また、意味を強調する意味も持ちます。
「八百八町(はっぴゃくやちょう)や「八百八橋(はっぴゃくやばし)」といった表現で用いられる「八百」という言葉には「数が多い」という意味があります。
もともと「8(八)」という数字に、「数多く」という意味があることから来ています。
仏教の考えから来たものと思われており、仏教語には「莫大な数の地獄」を表す「八万地獄」「八万奈落」、数が非常に多いことを表す代表的な表現に「八万四千」などがあります。
嘘八百の類語・英語
<類語>
「嘘をつく」「偽る」「ホラを吹く」「根も葉もない話を言う」「嘘八百を並べる」
<英語>
「 full of lies 」「 pack of lies 」「 tell a pack of lies 」
嘘八百を使った文章・例文
<例文>
- わかりません、記憶にございませんと嘘八百を並べる。
- 休暇を取るために、嘘八百を並べる。
- あの人は、よく嘘八百なことを言っているという噂があるから、信用しないほうがいいよ。
- 嘘八百の情報を信じてしまい、時間を無駄にすることになった。