金科玉条
この記事では「金科玉条(きんかぎょくじょう)」について解説させていただきます。
みなさんは金科玉条という四字熟語を聞いたことはありますか?日常会話の中で四字熟語を使う機会はあまり多くないため、初めて見たという人や漢字が読めない人もいるはずです。
そんな人はぜひこの記事を参考に理解を深めていきましょう。
金科玉条の意味とは
まず読み方についてですが金科玉条は「きんかぎょくじょう」と読みます。あまり読み間違える人はいないとは思いますが、「科」などは「しな」と読む方が一般的だと感じる人もいるかもしれませんので、注意が必要かもしれません。
意味は「人が絶対的に守るべきルールや規則、法律のこと」「主義や主張の拠り所で、自分の絶対的な拠り所」を表します。
「金科玉条を守る」という一文は、融通のきかない様子を表すなどといった使い方ができます。
金科玉条の英語
金科玉条を英語で表すと『Golden rule』となります。
直訳的には「金の規則」という意味になります。由来としては、銀メダル金メダルというように、金とは最も重要な位置として扱われる場合が多いです。そのため、最も重要なルールという意味がある金科玉条を表すためにこの英語が使われています。
金科玉条の類語
金科玉条の類語としては
・おきて
・正義
・十戒
などといった絶対的な規則と呼べる言葉や、破ってはいけない、破るべきではないという意味をもつ言葉が挙げられます。
金科玉条の由来
金科玉条の由来としては「金」や「玉」は貴重なものを表しており、「科」や「条」は法律や規律を表しており、ただのルールではなく、他とは異なる重要なルールという意味につながります。
金科玉条の使い方・例文
金科玉条の例文についてご紹介させていただきます。
1.彼女には彼女なりの金科玉条を持っている。
2.憲法は必ずしも金科玉条なわけではない。
3.囚人たちは金科玉条だけはしっかりと守っている。