「書き初め」とは?意味や由来を解説!

「書き初め」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「書き初め」について解説します。

目次

  1. 書き初め
  2. 書き初めの意味とは
  3. 書き初めの由来とは
  4. 書き初めを使った文章・例文

書き初め

小学生の頃に誰もがやる「書き初め」について、みなさんはどれぐらいご存知でしょうか。

冬休みが終わって学校が始まると必ずクラス全員で行う書き初め。なぜやるのか疑問だった方も多いのではないでしょうか。そんな「書き初め」について詳しく解説していきます。

書き初めの意味とは

書き初めとは、「年が明けて最初に書く字や絵のこと」を意味します。

通例としてお正月の1月2日に行われ、字の練習と、上達の祈願を込めたものだといわれています。そのため、現在のように書いたものを飾って残しておくのではなく、1月15日の行事の「どんど焼き」にて燃やすことで完結していました。

小学生の頃に習字しかやらなかったことから、文字を書くことだと思われがちですが、実際は文字だけではなく絵を書くことも書き初めにあたります。

同じ意味の言葉に「試筆(しひつ)」、「初硯(はつすずり)」などの呼び方があり、他に年始以外にも政治事などの物事が改まった時にやる「吉書(きっしょ)」なども書き初めの一種になります。

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書き初めの由来とは

元々は「宮中(きゅうちゅう)」で皇室だけが行っていたものが一般に広まったと言われています。年明け最初に汲んだ水で墨汁をすり、恵方を向いて書く行事で、現在でも宮中のお正月行事として「吉書初め」が行われています。
また、本来は現在のような四字熟語ではなく、詩歌が書かれていました。

書き初めを使った文章・例文

  1. 小学校を卒業して以来一度も書き初めをしたことはなかったが、二十歳を迎えるにあたって
  2. 習字教室の前に並んだ書初めを見ると、どれも自分より数段上手いものばかりだった。

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