「埒外」とは?意味や使い方を解説!

「埒外」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「埒外」について解説します。

目次

  1. 埒外
  2. 埒外の意味とは
  3. 埒外の使い方・例文

埒外

埒外」という言葉をご存知でしょうか?読み方は「らちがい」です。
あまり聞きなれない言葉ですが、時々テレビなどで聞いたことのある方もいらっしゃると思います。
また、文語的表現なので本をよく読まれる方は目にする機会も多いかもしれません。
今回は、この「埒外」の意味について解説します。

埒外の意味とは

「埒外」とは、「ある一定の範囲の外側」を指します。読み方は「らちがい」です。

そもそも「埒」とは、囲いや仕切りを意味する言葉で、主に馬術場を囲む柵のことを指します。その柵の外側だから、埒の外、すなわち埒外ということになります。

以下に、似た意味の言葉(類義語)と反対の意味の言葉(対義語)をあげます。

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類義語

・対象外
 (例文)この資格を持っていないのなら、君は対象外だ。
・範囲外
 (例文)このテスト問題は、先生の言った教科書の範囲外だ。
・かやの外
 (例文)わたしをかやの外において、君たちは楽しそうだな。
・関心の外側
 (例文)宇宙のことなんて、日常生活においては関心の外側にあるよ。

対義語

・埒内(らちない)
 (例文)そのことについては、想像の埒内だったから、既にもう手は打ってある。

「埒」を使った言葉

・埒があく
  物事がすっきりと片付くこと。
 (例文)やっと話の埒があくぞ。

・埒があかない
  物事が膠着して話が進まないこと。
 (例文)こんなところで押し問答してても埒があかないじゃないか。

埒外の使い方・例文

1.こんな高得点が出せるなんて、想像の埒外だ。
2.その仕事は、わたしの職権の埒外だ。

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