「詭弁」とは?意味や使い方を解説!

「詭弁」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「詭弁」について解説します。

目次

  1. 詭弁
  2. 詭弁の意味とは
  3. 詭弁を使った文章・例文

詭弁

皆さんは「詭弁」という言葉を見たことがあるでしょうか。「きべん」と読むことはご存知でしょうか。
意味を正しく説明できる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

今回は「詭弁」という言葉について詳しく解説します。

詭弁の意味とは

詭弁とは「間違った理屈を強引にこじつけて、正しいように思いこませる虚偽の議論」という意味で、読み方は「きべん」です。
「詭弁を弄する」のような使い方をします。「弁が立つ」からの連想で「詭弁が立つ」というように使いがちですが、これは誤用です。

詭弁による論のこじつけは、自己主張を押し通したり、相手を論破したりするためにしばしば用いられます。
会話相手から詭弁を使われたら、虚偽の主張や事実誤認を指摘したり、より詳しい説明を求めることで崩すことが可能な場合があります。冷静に相手の論を分析してみましょう。

分かりやすい詭弁の例として「1円玉はダイヤモンドより価値がある」という話があります。
「ダイヤモンドより価値があるものは『何もない』。『何もない』よりは1円玉の方がいい。よって、1円玉はダイヤモンドより価値がある」というものです。
最初に出てくる「何もない」は「存在しない」の意味ですが、後に出てくる方は「空っぽである」という意味です。この話は「何もない」の解釈を強引に同一化しているというのがポイントです。

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詭弁を使った文章・例文

  1. あの人は詭弁を弄するのがうまいから、言いくるめられないよう気を付けてね。
  2. 行き過ぎた自己主張をしているね。詭弁になっているって気が付いてるかい。

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