「嬲る・嫐る」とは?意味や使い方を解説!

みなさんは「嬲る・嫐る」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?この記事では「嬲る・嫐る」という言葉の意味についてわかりやすく解説していきます。

目次

  1. 嬲る・嫐る
  2. 嬲る・嫐るの意味とは
  3. 嬲る・嫐るの使い方・例文

嬲る・嫐る

最近のクイズ番組などで「嬲る(なぶる)」および「嫐る(なぶる)」という言葉を見たことがある人も多いと思います。
難読漢字として問題に出されることが多いですよね。

この記事ではその「嬲る」および「嫐る」について、読み方や成り立ちなど詳しく解説していきます。

嬲る・嫐るの意味とは

「嬲る」「嫐る」の意味は「困らせたりいじめたりして面白がる」「手でおもちゃにする」です。より軽い意味では「からかう」「軽く動かす」などに言い換えることができます。どちらも立場の弱いもの(小さいものや軽いもの)をもてあそぶような場面で使われていますね。

「嬲る」「嫐る」の読み方は「なぶ(る)」です。
難読漢字なのでぜひ覚えてくださいね!
そして、一般的に「なぶる」を漢字表記する際は男偏の「嬲る」が使用されます。

また、この言葉の成り立ちは漢字のとおり
「嬲る」=「男+女+男」で男が女に付きまとうこと
「嫐る」=「女+男+女」で女が男に付きまとうこと
とされています。

そのほかにも、「なぶる」という言葉は方言としても知られています。
「いじる」「なおす」の意味を表す際に「なぶる」と表現する場合、それは名古屋弁ではないかといわれています。
上述したとおり、標準語の「なぶる(嬲る)」と方言の「なぶる」ではやや意味が異なってきますので、注意が必要なのです。

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嬲る・嫐るの使い方・例文

  1. この映画では、猫がねずみを嬲るギャグシーンが人気だ。
  2. 春の潮風が彼女の前髪を嬲っていった。
  3. 子供がもらったばかりのおもちゃをなぶっている。

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