大袈裟
「大袈裟(おおげさ)」は日常生活やビジネスの場面でもよく使う言葉なのでなじみ深いですね。周囲に大袈裟な人がいると、とても疲れます。
「大袈裟」はよく使う言葉ではありますが、その語源などについて知っている人は意外に少ないです。日常の中でよく登場する言葉ですから、意味を知って正しく使いたいですね。
この記事では、「大袈裟」の意味や語源、使い方や対義語を解説します。

大袈裟の意味とは
「大袈裟」は「おおげさ」と読みます。
「大袈裟」の意味は「大きな袈裟」「物事を実際以上に誇張する様子」です。今では、誇張する様子を表した言葉として使われますが、本来の意味は仏教徒などが着用する袈裟の大きいもののことです。
「大袈裟」の語源は、「大胆な」などの意味がある「大気さ(おほげさ)」という言葉です。音と意味から考えて、「大袈裟」という言葉があてられたようですね。
恐らく違うと言われていますが、なかなか面白い説も残っています。臨済宗の栄西が大きな袈裟を着用していて、する話も「おおげさ」だったので「大袈裟」になったというものもあります。
大袈裟の対義語
- 控えめ
大袈裟の使い方・例文
- あいつは大袈裟なやつだから、話半分に聞いていた方が身のためだよ。
- いつもいつも大袈裟に話をしていると、狼少年になるから気をつけた方がよい。
- 何事も大袈裟に考えると、あまり良い方向に進むことはない。
- 大袈裟なぐらいに振る舞った方が、ショービジネスの世界では人気が出ることもあるから試してみなさい。