3D酔い
「3D酔い」という症状がありますが、言葉を聞いたことがあるどころか、実際に経験したことがあるという方も少なくないはず。
3Dといえば、普段生きている空間自体が3Dの世界ですから、それで酔うというのも変な話ですが、これが映像を見ている場合は話が違ってきます。
そんな「3D酔い」について、意味や原因などを詳しくご紹介します。
3D酔いの意味とは
3D酔いとはそのまま、「3D映像酔いをすること」を意味します。
3D映画などの映像鑑賞中というよりは、ゲーム画面を見ている時に発生します。
3D世界を自由に移動できるゲームなどをやっていると、実際の世界ではありえない視点移動がおきることで酔ってしまうケースがほとんどでしたが、VRの登場により、視覚情報と身体感覚とのズレによって起こるケースも増えました。
他にも常に主観でゲームが進行するFPS酔い(ファースト・パーソン・シューティング)というケースもあります。
ひどくなると頭痛や吐き気が発症し、人によっては寒気までしてくるなど、重い症状が出てしまう場合もあります。
こうした視覚と感覚のずれによる映像酔いに陥るケースは個人差や年齢差などもありますが、ゲームプレイに適した環境を整え、しっかりと休憩を挟みながらプレイすれば改善できるケースも多いようです。

3D酔いを使った文章・例文
- 元々3D酔いには強い方だったが、VRをやってみたら数十分もしないうちに頭痛と吐き気がしてきた。
- 何時間プレイし続けてもFPS酔いにならない彼は、将来はeスポーツで活躍しているかもしれない。