ゴマすり
「ゴマすり」という言葉の意味や由来、類語などについて解説します。
この「ゴマすり」という言葉は比較的ライトな表現で、会話の中で使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
また、似た言葉が複数あり代表的なものに「媚びを売る」があります。
どちらもあまり良い言葉ではないので、使う際には気を付けたいところです。
この機会に「ゴマすり」について詳しく知っていきましょう。
ゴマすりの意味とは
ゴマすりとは「他人に気に入られるような振舞いをしたり機嫌を取るなどして、自分の利益を得ようとすること。人にへつらうこと。または、その人。」という意味になります。
一般的には、「他人に取り入る人。」「他人に気に入られるように振舞う人。」といった意味合いで使うことが多いです。
他人に取り入る人といった悪い意味合いで使うことがある言葉なので、安易に使わないよう気をつけたいところです。
よく「ゴマすりをする。」や「ゴマすりがうまい」といった表現をします。

ゴマすりの由来
「ゴマすり」という言葉は、すり鉢を使ってごまをする際、すりこ木やすり鉢などにベタベタと付着する様子を相手に媚びへつらう様子に例えて言うようになったことが由来とされています。
ゴマすりの類語は以下になります。
- おべっか
- 媚び
- お世辞
- 媚びへつらい
- ご機嫌取り
- へつらい
- 媚びを売る
ゴマすりを使った文章・例文
- ゴマすりをしても一度犯したミスはなかなか帳消しにはならない。
- ゴマすりがうまい同僚は、上司に気に入られてあれよあれよという間に出世した。