カラザ
「カラザ」という言葉について解説します。
インパクトのある語感の言葉なので、見聞きしたことある方はピンとくるかと思いますが、初めて目にした方にとってはどのようなものなのか見当もつかない言葉かもしれません。
意外と身近にあるものを指している言葉なので、ぜひご覧になってみてください。
知らなかった人にとっては、カラザってそのことかと衝撃かもしれませんよ。

カラザの意味とは
カラザとは「鳥類の卵黄の両端についているねじれたひも状のもの」です。
卵を割った時に卵白にまじっている白いひもっぽいあれというと分かりやすいかと思います。
あの白いのが「カラザ」という格好いい名前なのも面白いですよね。
カラザの効果・役割
カラザは卵黄を卵の中央にしっかりと繋ぎ止め、卵黄が傷つかないように衝撃から守る効果・役割を持っています。
ハンモックを想像してもらうと分かりやすいと思いますが、卵の先端と底の両端を結んで卵黄を中央にとどめています。
カラザがないと卵黄があちこち動き回り、衝撃から破損してしまうので重要な役割を持っているといえます。
カラザは食べられる?
カラザを取り除くという方もいらっしゃると思いますが、カラザは食べても問題ありません。
むしろ、カラザはシアル酸という成分を含んでおり、このシアル酸というのは免疫力向上効果を持っているので、食べた方がいいかもしれません。
ただ、カラザは卵黄や卵白と混ざらないため、料理の出来上がりの見た目や食感を気にする場合は取り除いた方がいいでしょう。