ビデオ判定
スポーツの試合中継を見ていると「ビデオ判定」という言葉を耳にするかと思います。
しかし、「ビデオ判定」という言葉はスポーツ観戦に詳しくない人にはピンとこない言葉ですよね。
また実は「ビデオ判定」はメジャーな野球やサッカー以外でも使われる言葉だったりします。
この記事では、そんな「ビデオ判定」について解説していきます。
ビデオ判定とは
ビデオ判定とは「審判の肉眼で判断できなかったり、判定に異議がある場合に行われる映像を利用して判定を行うこと」を表します。
オリンピックやワールドカップなどの世界大会で既に導入されていたり、導入の検討が進められています。
競技によっては、競技時間が長くなる懸念があるため、不要論が絶えない競技もあります。
野球のビデオ判定
野球のビデオ判定は、2009年にセ・リーグで試験導入され、2010年にセ・パの両リーグで本塁打に限り正式に導入されました。
2016年から本塁のクロスプレーに関しても導入されるようになりました。
サッカーのビデオ判定
サッカーのビデオ判定は、GLT(ゴール・ライン・テクノロジー)とVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)と言われるビデオ判定があります。
GLTは既に導入され、VARは試験的に導入されています。
相撲のビデオ判定
相撲のビデオ判定は、1969年に導入され、「物言い」と呼ばれています、
テニスのビデオ判定
テニスのビデオ判定は、2005年に国際テニス連盟に承認・導入が始まりました。
日本では、2008年に初めて導入されました。
柔道のビデオ判定
柔道のビデオ判定は、2006年に試験導入され、2007年に本格的に導入が始まりました。
バスケのビデオ判定
バスケのビデオ判定は、2002年にアメリカのNBAで導入され、日本のBリーグでは2016年から導入されています。
レスリングのビデオ判定
レスリングのビデオ判定は、2009年から導入され、ビデオ判定を要求できる「チャレンジ制度」というルールがあります。
要求したが、覆らなかった場合はポイントを失ってしまいます。
ビデオ判定の使い方・例文
- 世界大会の決勝はまさかのビデオ判定で決着がついた。
- ビデオ判定は誤審が少なくなるが、試合の流れを断ち切ってしまう。