「五月雨」とは?意味や使い方を解説

「五月雨」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?この記事では「五月雨」の意味や使い方を解説していきます。

目次

  1. 五月雨
  2. 五月雨の意味
  3. 五月雨の例文・使い方

五月雨

五月雨(さみだれ)」という言葉の意味について解説します。

五月の雨、と書いて何と言う読み方をするかご存知でしょうか?五月雨(さみだれ)と読むこの言葉は、日本に住んでいればよく聞くことがありますね。特に代表的なのは、松尾芭蕉の「五月雨を あつめて早し 最上川」という俳句です。

また、「五月雨のご連絡」など、ビジネス用語としても用いられることが特徴です。さて、この五月雨という言葉の意味はご存知でしょうか?もしご存知でなければ、この機会に知ってみましょう。

五月雨の意味

五月雨の意味は「陰暦5月ごろに降りつづく長雨・梅雨」「断続的にいつまでも、だらだらと続くことの例え」となります。

前者の意味はそのまま「旧暦の5月に降る雨・梅雨」となっている他にも、俳句の代表的な夏の季語としての意味合いもあります。

ビジネス用語としては「五月雨式」などと言われ、後者の意味になります。例えば、連絡を一度に送らず何回かに分けて送ったり、仕事がいつまでも終わらなかったりというケースで「五月雨にすみません」など謝罪とセットで使われます。文字だけ見ると風流ですが、その実あまり良いイメージの言葉ではないとも言えます。

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英語

五月雨は英語に直訳すると「early summer rain.」ですが、意味合いとしては「repeatedly」となるでしょう。

類語

五月雨の類語は下記となります。

  • 断続的
  • 連続的
  • 引っ切り無し
  • のべつ幕なし

五月雨の例文・使い方

  1. あの人は、仕上がったものから五月雨式に提出してくる。
  2. 梅雨の景色は、五月雨という単語に相応しく留まるところを知らない。

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