卒倒
「卒倒」という言葉について解説します。
「卒倒する」といった形で使われるこの言葉ですが、みなさんはこの言葉の意味をご存知でしょうか。
一度は見聞きしたことがあるとは思いますが、卒倒とは具体的にどのような状態なのかをイメージできる人は多くないかもしれません。
また、似たような言葉として、失神、気絶といった言葉がありますが、これらの違いについても整理がついている方は少ないのではないでしょうか。
ということで、ここでは「卒倒」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

卒倒の意味とは
卒倒とは「脳貧血などにより、突然意識を失って倒れること」という意味の言葉となります。
意味のポイントとしては、倒れること。です。
失神、気絶ともに意識を失うという点では同じですが、倒れるという意味を含んでいません。失神、気絶して立ったままでいるというのも難しそうですが、意味としては卒倒のみが倒れるという意味まで含んでいます。
そして、失神と気絶の違いですが、意味は同じ意識を失うことを指していますが、失神は学術用語、気絶はそうではないという違いが挙げられます。
このことなども併せて覚えておくと整理がつきやすいのではないでしょうか。
卒倒の使い方・例文
- 恐怖のあまり卒倒する人が続出のあのアトラクションは、日本一怖いお化け屋敷と評判になっている
- 母は、10億円の宝くじが当選して、驚きのあまり卒倒した。