「溺愛」とは?意味や使い方を解説!

「溺愛」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「溺愛」について解説します。

目次

  1. 溺愛
  2. 溺愛の意味とは
  3. 溺愛の使い方・例文

溺愛

溺愛(できあい)」という言葉をご存知でしょうか?

ちょっと難しい漢字ですが、読み方は「できあい」です。

「遅くにできた娘を溺愛する」などといった使い方をされることが多いこの言葉、いったいどういう意味なのでしょうか。

今回は「溺愛」について解説します。
 

溺愛の意味とは

「溺愛」とは、「理性や分別を欠くほど、ひたすらに可愛がることです。

読み方は「できあい」です。

「溺愛」の「溺」という漢字は、「溺れる」つまり水におぼれること、という意味ですが、もうひとつ、あることに心を奪われてそのことしか考えられない、という意味もあります。

「耽溺(不健全な遊びにふけること)」などとも使われます。

つまり、愛しすぎて他のことが目に入らない様子が「溺愛」です。

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溺愛の類義語

「溺愛」の類義語には以下のようなものが挙げられます。

・乳母日傘(おんばひがさ)
 【意味】必要以上に過保護に育てられること。
 【例文】乳母日傘で育った深窓の令嬢だった祖母は、やはり華族の出の祖父と結婚した。
・偏愛(へんあい)
 【意味】ある物や人だけを、偏って愛すること。
 【例文】父は長男である兄だけを偏愛し、わたしたちを顧みることは生涯なかった。
・寵愛(ちょうあい)
 【意味】立場が上の者が、特別に可愛がること。
 【例文】古代中国・殷朝末期の妃「妲己」は、帝・紂王に寵愛され、
     帝は彼女のいうことならば、どんなことでも聞いたという。
・猫かわいがり(ねこかわいがり)
 【意味】猫をかわいがるように、甘やかして可愛がること。
 【例文】最近飼った子猫が可愛くて、まさしく猫かわいがりしている。

溺愛の使い方・例文

1.弟を溺愛する母は、私のことなど家政婦か何かとしか認識していないようだ。
2.父が私の娘を溺愛してくれるのはうれしいが、最近度が過ぎていて困る。

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