「留意」とは?意味や使い方を解説!

「留意」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「留意」について解説します。

目次

  1. 留意
  2. 留意の意味とは
  3. 留意の使い方・例文

留意

皆さんは「留意(りゅうい)」という言葉をご存知でしょうか。

よく「ご留意ください」などのように使われますが、日常で使われる機会はあまり多くありません。
「ご注意ください」の方がよく使われますね。

では、「留意」は「注意」とどう違うでしょうか。

留意の意味とは

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留意とは「心にとどめること」という意味です。
読み方は「りゅうい」です。

ビジネスシーンでよく使われる言葉で、「ご留意ください」「留意点は以上になります」などの用例があります。

似た使い方をする言葉に「注意」があります。
こちらは「気をつけること。気を配ること。」または「警戒すること」という意味です。

「留意」は単に「心にとどめること」という意味なので、対象の事物についてことさらに意識を向ける必要はありません。忘れないように覚えておく程度で十分です。

しかし「注意」では、対象を強く気に掛ける必要があります。「落石注意」と書いてある場所では、頭上を気にしていなければ落ちてきた石でけがを負うかもしれません。
より緊張度・重要度の高い文脈で使うのが「注意」です。

覚えておいてほしい事柄があるけれど「注意」では言葉として強すぎる、あるいは常に意識していなければならないというほど重要なことではない、というときに使われるのが「留意」です。

関係者には必ず伝えねばならない事項が多い「注意」より重要度が低いものを表すこともあって、使用頻度はそれほど高くない言葉です。

しかし、立場が上の人にきつくない言葉で促す必要があるときに便利な言葉でもあるのです。

留意の使い方・例文

  1. 当館をご見学いただく際の留意点は以上でございます。
  2. お体に気をつけてお過ごしくださるようご留意いただければ幸いです。

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