まやかし
皆さんは「まやかし」という言葉をご存知でしょうか。
「にせもの」や「ペテン」などの意味を持つこの「まやかし」、意味通りの、正体がつかめない謎の言葉でした。
今回は「まやかし」という言葉について詳しく解説します。

まやかしの意味とは
まやかしとは「ごまかすこと。にせもの。いんちき。」という意味です。
「ネス湖にはネッシーがいるというが、そんなものはまやかしである。」というような使い方をします。
現在ではあまり使われていない言葉であり、「まぼろし」「幻想」「いんちき」「ペテン」など、状況によってさまざまな言い替えの言葉があります。
音声では聞き取りづらいことも多いせいか、話し言葉でもあまり使われないものと思われます。
「まやかす」という動詞形もあります。
というより、「まやかす」の連用形が名詞化した言葉が「まやかし」であり、語源はこちらです。
その「まやかす」についても語源を探ってみましたが、どうにも出てきませんでした。
漢字表記も探してみたのですが、確かな情報は見つかりませんでした。
一部に「欺瞞」の「瞞」を用いて「瞞す」と書くという説明もあったのですが、複数の辞書を引いても「瞞」という字に「まやか・す」という読み方を見つけることはできませんでした。
調べれば調べるほど、こちらがまやかしに遭っている気分になってきます。
なんとも謎の深い言葉ですね。
まやかしを使った文章・例文
- アイドルと付き合えるかもしれないなんていうのはまやかしである。
- 耳障りの良いまやかしの言葉に騙されてはいけない。