期待値
「期待値」と言う言葉について解説します。
「人事の評判を聞いていると、今度入って来る新人の期待値はかなり高い」といった感じで使われる期待値と言う言葉。
初めて見聞きしたという方でも「期待する」「値」ということでなんとなく意味の想像はしやすいと思いますが、ここでは期待値という言葉について、意味や使い方をきちんと押さえてみようと思います。
間違った使い方や誤解をすることのないように、ぜひ最後までご覧いただき整理してみてください。
期待値の意味とは
期待値とは
- 確率現象が数値で表されている場合の、一回の試行の結果期待される数値の大きさ。例えば、宝くじで1本のくじに期待しうる賞金の平均値のこと。
- 物事に対する期待の度合い
日常会話の中で使われる期待値という言葉は2つ目の「期待の度合い」の意味で使われているのではないでしょうか。
1つ目の意味で出てくる確率現象は身近なところで言うと、宝くじ、ロトやパチンコを思い浮かべると想像しやすいと思います。宝くじ100枚買った時に当たる額の平均値、パチンコを100回転させた時に当たる確率の平均値といったものが期待値と言われています。
辞書を引くと数式が出てきて驚くかもしれませんが、専門的に扱う場合でない限りは二つ目の意味を押さえておけば良いのではないでしょうか。
期待値を使った文章・例文
- あの政治家に対する国民の期待値はかなり高い物となっている。
- くじの類で期待値以上の結果なんて出たことがない。