マスカレード
皆さんは「マスカレード(masquerade)」という言葉をご存知でしょうか。
創作物のタイトルに使われているのを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
詳しい意味などはお判りでしょうか?
今回は「マスカレード」という言葉について詳しく解説します。
マスカレードの意味とは
マスカレードとは「仮面舞踏会」「見せかけ。虚構。」という意味です。
英語では「masquerade」と綴ります。
語源はイタリア語で「仮面」を意味する「maschera」です。
イタリアで水の都として有名なヴェネチアでは、仮面をつけて着飾った参加者がパレードをするカーニバルが有名です。
「仮面舞踏会」とは、参加者が仮面をつけたり仮装をしたりして、素顔が分からない状態で行う舞踏会のことです。
仮面や仮装をした状態というのは素顔が分からないということであり、一見しただけでは相手が誰なのか分からないということです。
舞踏会という社交の場で互いの素顔を隠す、素性の分からない相手との一晩の逢瀬や駆け引きを楽しむ機会としてカルトじみた人気を集めています。
こういった「マスカレード」という言葉が持つ怪しげな雰囲気や意味深さから、歌や小説などのタイトルにもよく使われる言葉です。
素性を隠した裏の顔、仮面夫婦や家族などの虚構のような関係など、人の二面性を扱った題材を表す言葉として使われることが多いです。
マスカレードを使った文章・例文
- マスカレードを扱った映画を見ると、怪しげな雰囲気にドキドキする。
- タイトルにマスカレードという言葉が入っている作品で有名なのは、東野圭吾の小説である。