幕間
「幕間」という言葉について解説します。
皆さんはこの言葉を見聞きしたことはあるでしょうか。観劇が好きな方であればもちろんご存じだとは思いますが、知らないという方も漢字から意味は分かるかもしれません。
「幕」の「間」なので、なんとなく想像がつきそうですよね。
では、この「幕間」の読み方はいかがでしょうか。
「まくま」と読んだ方は、私も含めて多いかもしれません。この言葉の注意点は意味よりも読み方にあると言えます。
ここではそんな「幕間」という言葉について、意味や読み方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
幕間(まくあい)の意味とは
幕間(読み方・まくあい)とは「演劇で一幕が終わって、次の一幕が始まるまでの間。舞台に幕が下りている間」という読み方と意味の言葉となっています。
読み方は「まくま」ではなく「まくあい」です。この読み方は知らないと読めないと思います。ここで覚えてみてください。
意味は想像通りのものだったのではないでしょうか。幕と幕の間。幕が下りている間。という意味です。
幕間を使った言葉として「幕間劇」という言葉があります。これは長い演劇演目において、幕間に行う本筋とは関係のない軽い劇のことで、空気が重苦しくなり過ぎないようにするために行うと言われています。
また、幕間映像という言葉がありますが、これは映画館で上映前に流れる映像のことです。前の映画が終わって、次の映画が始まるまでの幕間の映像で、幕間映像と言われています。この言葉も併せて覚えておくと良いのではないでしょうか。
幕間の使い方・例文
- 幕間劇が面白すぎて、本筋の話に意識が戻るまで時間がかかってしまった。