地酒
最近ニュースなどで「地酒」という言葉を多く耳にすることはありませんか?
地産地消フェアなども盛んで、地元で生産される多くの食品やお酒類を取り扱うところも増えていますし、種類も豊富です。
女性の消費も増え、飲み方も様々ですよね。
今回は、この「地酒」について詳しく解説していきます。
地酒とは
まず、「地酒(じざけ)」とは「その土地で生産されるお酒」のことをいいます。
地酒というと日本酒を主に思い浮かべる方も多いかと思いますが、最近では日本酒以外にも様々な種類の地酒があります。
例に挙げると焼酎、梅酒、他にはワインの生産量も軒並み増えています。
地ビールなんかもありますよね。
また、読み方を「じざけ」と表しましたが、鹿児島県などでは「じしゅ」と読むところもあり、鹿児島県、宮崎地方では赤酒のことを地酒(じしゅ)といいます。
勿論、飲み方もお酒の種類に応じて様々あり、日本酒に関して言えば、冷やして飲む「冷酒」や温めて飲む「燗酒(かんざけ)」は代表的です。
この温めて飲む「燗酒(かんざけ)」にも温度に応じて呼び方があります。
- 人肌燗は35℃前後まで温めた燗酒
- ぬる燗は40℃程度まで温めた人肌燗よりも温かい燗酒
- 熱燗は50℃程度まで温めた燗酒
地酒の定義
近年、大手メーカーのお酒とは異なる個性を持つ「地酒」が注目されていますが、地酒の定義とはいったいなんでしょうか?
広義では、上方(京都)の酒に対する、地方の酒のことをいい、最近では全国的に販売されている大手メーカーの酒に対し、地場市場で販売されている地方の銘醸酒のことをいいます。
これは日本酒に限らず、焼酎や梅酒などに関してもそうでしょう。
けれども、どうも地酒に関する定義は少し曖昧なようです。
ワインに関して言えば、「日本ワイン」と「国産ワイン」の区別が最近できたのでその辺のところも少しご紹介しますね。
「日本ワイン」とは、国産ぶどうを100%使用して国内製造されたワインのことをいいます。
これに対して「国産ワイン」とは、海外から輸入したぶどうや濃縮果汁を使用して国内で製造されたワインのことをいいます。
豆知識として覚えておいてくださいね。