「亭主関白」とは?意味や使い方を解説します!

「亭主関白」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「亭主関白」について解説します。

目次

  1. 亭主関白
  2. 亭主関白の意味とは
  3. 亭主関白の使い方・例文

亭主関白

皆さんは「亭主関白」という言葉をご存知でしょうか。

「ていしゅかんぱく」という読み方はお分かりかと思いますが、その意味を誤解している方は少なくないかもしれません。

今回は「亭主関白」という言葉について詳しく解説します。

亭主関白の意味とは

亭主関白とは「家庭内で妻より夫の方が力関係が強く威張っている状態」という意味です。
読み方は「ていしゅかんぱく」です。

「亭主」の読み方は「ていしゅ」で、意味は「一家の主人」「夫」です。
他に「店の店主」という意味もあります。

「関白」は「かんぱく」と読む言葉で、意味は「成人の天皇を補佐する役職」です。時代によっては最高権威である天皇よりも権力を持つ「関白」も存在している、非常に高い権力を持った役職です。
なお、未成年の天皇を補佐する役職は「摂政(せっしょう)」です。

つまり「亭主関白」とは、「夫が関白のように権力を持っている状態」ということになります。
この権力は家庭内でのみ発揮され、その対象は主に妻、次に子供などその他の家族です。

ただし「亭主関白」は「横暴な権力者」ではなく、「前面に立って家庭を動かすリーダー」という意味合いが強いです。
家族の意思を無視したり否定したりして自分本位に振る舞えば「モラハラ」と呼ばれることになります。
「亭主関白」は言葉の響きやイメージから時代錯誤で嫌な印象を持たれることの多い言葉といえます。
 

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亭主関白の使い方・例文

  1. 私の父親は亭主関白だが、それによって家庭はうまく回っている。
  2. 結婚したら夫婦関係は亭主関白にしたい。

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