マジックアワー
「マジックアワー」という言葉について解説します。
耳障りが良く、かっこいいイメージな言葉だと思いますが、どういう意味の言葉なのか、いつからいつの時間を指す言葉なのか、ご存知の方はそんなに多くないと思いますので、ここで意味をしっかり把握してみましょう。
2017年「インスタ映え」という言葉が流行語となり、スマホやデジカメで写真を撮る人が増えたかと思います。
趣味が写真撮影の方、始めようと思っている方は必見の言葉なのでぜひチェックしてみてください。
マジックアワーとは
マジックアワーの意味は「日没後、薄明り状態の数十分間を指す撮影用語」となります。
日本語で言えば黄昏というような夕暮れの時間帯だと思いますが、時間帯を指す一般用語ではなくあくまでも撮影用語です。
マジックアワーと呼ばれる理由
マジックアワーは映画や写真の撮影用語です。
日没後の夕暮れ数十分間の薄明りの間は、光源となる太陽が姿を消しているので限りなく影ができない状態になり、その状況で撮影すると色相がソフトであたたかみのあるオレンジや、金色に輝いて見えるものに仕上がります。
そのことからゴールデンアワーとも呼ばれることもあるようです。
日没後の数十分間、その時間帯に撮影されたものはまるで魔法(magicマジック)にかかったかのような写真が撮れてしまうことからマジックアワーと呼ばれるようになりました。
マジックアワーの効果
マジックアワーに撮影された写真はオレンジ色、金色の空と地上の建造物や人工的な光が組み合わさり大変幻想的なものにしあがります。
日没後、どんどん暗くなっていく空はオレンジや金色から少しずつ紺色になっていくので、その一瞬一瞬が何とも言えない美しい写真になるようです。
写真好きな方はマジックアワーを狙って撮影してみてはいかがでしょうか。