徘徊
皆さんは、「徘徊(はいかい)」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
老人が徘徊するのような言葉でよく聞くことが多いと思います。
ここでは、「徘徊」という言葉について詳しく解説していきます。
徘徊の意味とは
「徘徊」の意味は、「あてもなくうろうろと歩き回ること」です。特に目的があるわけではないが歩き回っている状態をさして使われます。
見慣れない感じですが、読み方は、「はいかい」です。
似ている言葉で「散歩」という言葉があります。「徘徊」と「散歩」の差は、目的があるかないかという点です。「散歩」では、気晴らしの為、健康の為などの目的があります。しかし、それらの目的がないものを「徘徊」と言います。
老人が認知症などの理由で「徘徊」をよくします。その理由としては、記憶障害や見当識障害、判断力の障害などです。不安やストレスが溜まり、「徘徊」という行動に出てしまいます。その場合は、無理に止めたりせず、一緒に歩くなどの対応を取って下さい。
深夜徘徊
「深夜徘徊」は、「午後11時から翌日の午前4時までの間、特別な事情がなく深夜に歩き回っていること」を言います。
子供が深夜徘徊をしていると、補導されることがあります。
老人が深夜徘徊をする理由があります。それは、トイレに行こうと思い迷ってしまったり、体内の生活リズムが狂ってしまっていたりという理由があります。
改善方法としては、日光を浴びたり、適度な運動をしたりすることです。また、眠る環境を変えることも効果的な改善方法の1つです。
徘徊の類語
「徘徊」の類語について解説していきます。
「徘徊」の類語は
- 漫歩き
- 彷徨う
- 逍遙
徘徊の使い方・例文
- 老人が深夜徘徊をする。
- 町中を徘徊していたら、時間があっという間に過ぎていた。