「以心伝心」とは?意味や使い方を解説!

「以心伝心」という熟語を一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「以心伝心」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 以心伝心
  2. 以心伝心の意味とは
  3. 以心伝心の類語
  4. 以心伝心を使った文章・例文

以心伝心

以心伝心(いしんでんしん)」という言葉の意味について解説します。

友人同士や家族間でも良く聞くことがあるし、漢字を見るだけでなんとなく意味が分かる言葉です。

ミクスチャーロックバンド”ORANGE RANGE(オレンジレンジ)"の楽曲[以心電信]の詞の中にも、二人は繋がっているという意味の「以心伝心」という言葉が出てきます。

この「以心伝心」という言葉の意味をご存知でしょうか。

この機会に意味を理解してみましょう。

以心伝心の意味とは

以心伝心の意味は「言葉や文字を使わなくても、考えていることがお互いに分かること」となります。
読み方は「いしんでんしん」です。

元は禅宗の語で、言葉では表せない奥深い仏法の神髄を無言のうちに弟子に伝えることをいいました。
「仏の滅する後、法を迦葉に対し、心を以て心に伝ふ」と訓読みします。

オレンジレンジの曲名の漢字「以心電信」の「電信」は携帯電話のCM曲を意識してこの漢字を使ったようなので、間違えて覚えないようにして下さい。
 

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以心伝心の類語

<類語>
「拈華微笑」「不立文字」「感応道交」「神会黙契」
「黙契秘旨」「教外別伝」「維摩一目」

<英語>
「That which comes from the heart will go to the heart」
「ability to understand each other without language 」

以心伝心を使った文章・例文

<例文>

  1. 彼女とは幼い頃からの付き合いだから、言葉なんてなくても以心伝心で思っていることが分かってしまう。
  2. やはり双子なのね。以心伝心で動きがぴったり合ってる。
  3. 以心伝心の間柄だ。(短文)

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