胡蝶蘭
贈り物のお花を選ぶ時、真っ先に「胡蝶蘭(コチョウラン)」を選ばれる方も多いのではないでしょうか。
その上品かつ華やかな姿は、結婚式での装飾や花嫁のブーケはもちろんのこと、開店や開業、新築などのお祝い事にもよく映えますね。
今回は、そんな「胡蝶蘭(コチョウラン)」の花言葉や誕生花などをご紹介しましょう。
胡蝶蘭とは、ラン科ファレノプシス属の洋蘭の種類のことをいい、常緑多年草で、フィリピンや台湾などが原産です。
湿った岩壁などに太い気根(地上の茎や幹から出て空気中に露出している根)を出して成長する養生植物ですが、鑑賞用に多く栽培され、季節を問わずほぼ通年利用されています。
胡蝶蘭と言えば白のイメージが強いですが、ピンクやブルー、ミックスなど、その種類も豊富です。

胡蝶蘭の英語名
胡蝶蘭の英語名は、「Phalaenopsis(ファレノプシス)」、または「Moth Orchild(モスオーキッド)」と呼ばれています。
また、学名を「Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アフロディーテ)」といい、ギリシャ語で「蛾のような」という意味の「Phalaenopsis(ファレノプシス)」と、ギリシャ神話の愛と美と豊穣の女神「aphrodite( アフロディーテ)」に由来します。
ですので、胡蝶蘭の学名は、「蛾のような愛と美と豊穣をつかさどる女神」ということになります。
あの上品かつ華やか胡蝶蘭の学名が「蛾のような」とは、少々不思議に思いますが、海外では「蛾」と「蝶」はあまり区別されないんですね。
その花の姿が、蛾や蝶に似ていてとても妖艶で美しいということですね。
胡蝶蘭の花言葉
胡蝶蘭の花言葉を花全般と色別にご紹介しましょう。
- 胡蝶蘭全般
- 白い胡蝶蘭
- ピンクの胡蝶蘭
胡蝶蘭の花言葉の由来
花言葉の「幸せが飛んでくる」とは、その花姿が蝶を連想させる事からきています。
また、白い胡蝶蘭の花言葉「清純」は、華やかな蘭の中でもひときわ高貴で清楚な花姿に由来するといわれています。
胡蝶蘭の誕生花
胡蝶蘭が誕生花とされている日は以下のとおりです
1月6日・1月17日・12月3日