火に油を注ぐ
「火に油を注ぐ」という言葉があります。
ことわざではありますが、火に油を注いだらどうなるのか、想像するまでもないですよね。
ここではその意味について解説していきます。
火に油を注ぐの意味とは
「火に油を注ぐ」の意味は「勢いがあるものにさらに勢いを付ける事」です。
火に油を注ぐとますます燃え上がること請け合いで、うっかりすると火事にもなりかねないですよね。
なので、「火に油を注ぐ」は主にネガティブな意味合いとして使われますので、使いどころを間違わないよう、気をつけましょう。
また、英語の言い方はadd fuel to the fireか、pour oil on the flameになります。
基本的には前者のほうがより使われてると思うので、英語を使う機会があれば留意してみるといいでしょう。
火に油を注ぐの類義語・対義語
火に油を注ぐの類義語や対義語について紹介します。
類義語としては、「波風を立てる」ですね。
ネガティブでないような使い方であれば、「鬼に金棒」「走る馬に鞭」などがる類義語に当たります。
対義語となるとちょっと難しいですが、勢いをなくすという意味では「頭を冷やす」、また「焼け石に水」は行為自体が全くの無駄なので、「火に油を注ぐ」とも対義語といえるのかもしれませんね。
火に油を注ぐを使った文章・例文
- お父さんが怒ってる時は大人しくしてたほうがいいよ、口答えするのは火に油を注ぐだけだって、いい加減学習してくれ。
- 彼女が怒っている時は、論理的に諭そうとするのは、まさにその悋気に火に油を注ぐが如し行為である。