レガシー
「レガシー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
あまり馴染みがないかもしれませんが、近年少しづつカタカナ言葉として定着しつつある言葉の一つです。もしかしたら車の車種名「レガシィ」や、映画のタイトル「ボーン・レガシー」として聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
今回はレガシーの意味や類語、使い方などをご紹介します。
レガシーとは
レガシーとは英語のlegacyをカタカナ読みしたものです。本来の英単語のlegacyは「遺産・財産・受け継いだものや遺物」を意味します。
日本語ではレガシーシステムやレガシーデバイスなどと言って使ったりします。レガシーシステムまたはデバイスは【旧式の、または時代遅れのシステム/デバイス】ということですね。
旅行などでは世界遺産や遺跡などを巡ることも多いと思います。このときレガシーという言葉を知っておくと便利ですし、ちょっと鼻が高いですね。ちなみに世界遺産は英語で【world heritage:ワール ドヘリテージ】言い、レガシーは使わないので注意しましょう。
レガシーの類語
日本語でレガシーを別の言葉で言い換えるとしたら、もともとの意味である「遺産」の他に、「金字塔」という言葉が当てはまるでしょう。金字塔とは、もともと金の字の形をした建造物(塔)を意味し、つまりはピラミッドのことを指します。このことから、ピラミッドのように後世に残る、偉大な作品や業績のことを金字塔と呼びます。
レガシーの使い方・例文
1.来年度は我が部署のレガシーデバイスを一掃し、作業の効率化を図る。
2.好景気の頃のレガシーコスト(負の遺産)が企業の大きな負担となっている。