「大は小を兼ねる」とは?意味や使い方を解説!

「大は小を兼ねる」ということわざを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?この記事では「大は小を兼ねる」の意味や使い方を解説していきます。

目次

  1. 大は小を兼ねる
  2. 大は小を兼ねるの意味とは
  3. 大は小を兼ねるの由来
  4. 大は小を兼ねるの使い方・例文

大は小を兼ねる

大は小を兼ねる(だいはしょうをかねる)」という言葉の意味や類語、大は小を兼ねるを使い方・例文について解説します。

日常的にもよくつかわれるこのことわざ、文字だけでなんとなく意味が理解できそうですが、この機会に、大は小を兼ねるについてしっかりと意味を理解しましょう。
 

大は小を兼ねるの意味とは

大は小を兼ねるの意味は「大きいものは小さいものの代わりに使えること」「小さいものよりも大きいものの方が幅広く役に立つこと」を表します。

また、大は小を兼ねるで「小さいものは大きなものの代わりにはならない」という意味でも使われます。

実際に世の中には、大は小を兼ねていることが多くあります。

例えば100mlの水は200mlのコップには入りませんが、50mlのコップには入りません。

汚い例えですが、男性用のトイレの小便器で大便はできませんが、大便器では両方ともできます。

しかし、この世の全てが大は小を兼ねているとは100%そうであるとはいえません。実際には大は小を兼ねないケースもあります。

例えば「2人しか住まないのに大きな一軒家やワンボックスカー」を買っても広いだけです。

結局は、大は小を兼ねることが多いけれど、二人暮らしには普通乗用車がちょうどいいし、100mlの水には150mlのコップがちょうどいいという場合があります。

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大は小を兼ねるの類語

「大は小を兼ねる」の類語は下記となります。

  • 大は小を叶える
  • 大きなものは細う使われる

大は小を兼ねるの対義語

「大は小を兼ねる」の対義語は下記となります。

  • 長持ち枕にならず
  • 搗き臼で茶漬け

大は小を兼ねるの由来

大は小を兼ねるは、中国の論文集「春秋繁露」の「夫已有大者、又兼小者、天下能是之、況人乎」という「大人(賢者)は小人の振る舞いもできる。だから天下で役立つのは賢者だけだ」を意味の言葉が由来と言われています。

大は小を兼ねるの使い方・例文

  1. 大は小を兼ねるというし、大きなフライパンを買った。
  2. 大きな袋か普通の袋で迷ったけど、大きな袋にしたよ。大は小を兼ねるからね。

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