マドモアゼル
「マドモアゼル」という言葉を、気取った人に言われて驚いたことがある人がいるかもしれません。日常会話の中で使うことはない言葉なのでなじみがありませんね。
しかし、フランス旅行に行ったときには「マドモアゼル」と呼びかけられることもありますから、意味を知っておくと便利です。
この記事では、「マドモアゼル」の意味や使い方、対義語などを解説します。

マドモアゼルの意味とは
「マドモアゼル」はフランス語で「若い独身の女性を呼ぶときの敬称」です。
対義語としては、既婚女性かお年を召した女性に使う「マダム」があります。「マダム」はテレビなどではよく使われる言葉ですし、日常の中でも聞く機会があるかもしれません。
「マドモアゼル」はかなり若い女性を指すのと、まだ一人前ではないといったニュアンスを含む場合があるので、安易に使うことは避けた方がよいでしょう。
フランスでは、良い歳の重ね方をした大人の女性は大変魅力的であると感じる文化がありますので、「マダム」と呼びかけても失礼にはあたりません。迷った場合には「マダム」と呼びかけるのがよいかもしれませんね。
また、男の敬称では「ムッシュ」があります。フランスで男性に呼び掛ける場合に使ってみましょう。
マドモアゼルの使い方・例文
- フランスのニースで出会ったマドモアゼルは、容姿端麗で頭脳明晰、まさに私の理想通りの女性であった。
- パリのマドモアゼルは、世界中の同年代の女性に比べてファッションがとても洗練されていて魅力的に感じる。