トレセン
「トレセン」という言葉は、サッカーをやっていた人や子どもがサッカーをしている人なら一度は聞いたことがある言葉だと思います。反対に、サッカーに興味がない人はあまりなじみのない言葉ですね。
日本サッカーの強化の方策の一つとして行われている「トレセン」ですが、トレーニングを目的として行われているのであまりメディアなどにも登場せず知っている人が少ないのも現状です。
この記事では「トレセン」の意味や特徴などを解説します。
トレセンの意味とは
「トレセン」は「ナショナルトレーニングセンター制度」の略です。略称だというのは知らない人も多いかもしれません。
「トレセン」の意味は「将来日本代表選手として活躍できる優秀な選手を発掘し良い指導を与える場」です。
テレビで見る日本代表選手などの中でもトレセンの経験者が多くいます。トレーニングセンター制度として行われているものなので、選手の強化が目的です。
同じトレセンでも、地区トレセン、47都道府県トレセン、9地域トレセン、ナショナルトレセンなどがあり、様々な選抜過程を経て最終的にナショナルトレセンに至ります。
地区トレセンなどではそれぞれ選抜方法が異なるので、セレクションなどを行って選抜することも多いです。セレクションやスカウトなどを通して高い技術や身体能力を持つ選手が参加するようにします。

トレセンの特徴
「トレセン」の大きな特徴が「個」を重視することです。
世界レベルで活躍するためにはチームプレーよりもまずは「個」の力が必要になる時代なので、「トレセン」でのトレーニングは「個」の強化に重点が置かれます。
また、指導者の教育にも力が入れられています。