TPO(ティーピーオー)
「TPO」という言葉について解説します。
TPOに合った服装をしないと。とか、TPOをわきまえて。といった使い方をする言葉ですが、皆さんも日常の中でちらほらと出会うことがあると思います。
最近では、当たり前のように使われますが、この言葉がなんの略でどんな意味なのか、読み方や使い方も含めてしっかりと整理できているでしょうか?
ここでは、その辺りのことも踏まえて紹介していきますので、ぜひご覧になってみてください。

TPOはなんの略?その意味とは
TPOがなんの略かというとtime(タイム) place(プレイス) occasion(オケージョン)のイニシャルをとった略語の和製英語です。
読み方は「ティーピーオー」とそのまま読んでください。
それぞれの意味は
time=時間
place=場所
occasion=場合
なので、
TPOの意味は「時と場所に合わせた振る舞い」となります。
TとPは、タイムとプレイスというのは知っていてもOがオケージョンというのは知らない方も多いのではないでしょうか。
豆知識として覚えておいても良いかもしれませんね。
略語・TPOの由来
このTPOという言葉は、1963年頃(東京オリンピックの前年)に、ファッションの使い分けが上手くできない当時の日本人に向けてVANの創業者・石津謙介氏によって提唱された言葉のようです。
外国人観光客を迎えるにあたって恥ずかしくないマナーを身につけようといった側面もあったと言われています。
TPOの使い方・例文
- TPOを考えた服装にしないと恥をかいてしまうことがある
- TPOをわきまえるのと、空気を読むのは似ている部分がある