日傘男子
「日傘男子」をご存知でしょうか?
ここ数年、夏の気温はうなぎのぼり、めっきり猛暑が続いていますね。
そこで注目されているのが、この「日傘男子」なんです。
この記事ではそんな「日傘男子」について解説します。

日傘男子の意味とは
「日傘男子」とは、そのものズバリ「日傘をさす男性」のことです。
2010年代の初めごろから、ちらほらと日傘を使う男性が増えていましたが、2018年の尋常でない猛暑により、にわかに注目を集め始めました。
2010年代の初めごろは、日傘は女性のものというイメージが強く、男性が日傘をさしているのは「キモい」とか「男らしくない」などといわれて敬遠されていました。
しかし一方で、営業職など外回りをする夫の身を案じて日傘を持たせる女性や、自ら日傘を試してみたところ、常に日陰にいるような感覚になる日傘を手放せなくなる男性などが徐々に増えていき、2013年には「日傘男子」が流行語大賞にノミネートされるなど、流行の兆しを見せていました。
2018年の記録的な猛暑により、「日傘男子」は急増すると言われています。
お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さんや、お笑い芸人・小島よしおさんなど、有名人が「日傘男子」デビューすることも相次いでおり、twitterで「日傘男子」がトレンド入りするなど社会現象となっています。
日傘のメリット
日傘のメリットは、なんといっても日陰を持ち歩けること。
真夏のギラギラと照りつける太陽は、容赦なく体力を奪います。また、熱中症の危険度も増しますので、日傘で防御することは熱中症予防の観点からも有効です。
もうひとつは、紫外線を防げること。男性にとっては、美白効果など意味はないでしょうが、紫外線はそれだけではなく人体に悪影響を及ぼすものです。皮膚がんのリスクの上昇や、眼の角膜へのダメージなど。
それらを日傘ひとつで、多少なりとも防ぐことができます。
日傘のデメリット
日傘のデメリットとしては、第一に荷物が増えること。男性は手荷物が少ないので、折り畳み傘にしたとしても、どうしてもかさばってしまって困る、ということにもなり得ます。
また、晴雨兼用の日傘の場合は、雨に対する耐性が雨傘よりも弱い、という弱点もあります。
そして、気になるのは「日傘をさす男性はキモい」という悪評でしょう。とはいえ、「日傘男子」がトレンド入りする昨今では、気にせず日傘をさす男性の方が「男らしい」と云えるのかもしれません。