「アンビバレント」とは?意味や使い方を解説!

「アンビバレント」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「アンビバレント」について解説します。

目次

  1. アンビバレント
  2. アンビバレントの意味とは
  3. アンビバレントの使い方・例文

アンビバレント

人気アイドルグループ・欅坂46の7枚目のシングル「アンビバレント」が、2018年8月に発売します。

このタイトルはあまりなじみのない言葉ですが、どういう意味かお分かりでしょうか。
また、「アンビバレンス」「アンビバレンツ」などの表記ゆれがあるのですが、どう違うのでしょうか?

今回は「アンビバレント」という言葉について詳しく解説します。

アンビバレントの意味とは

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アンビバレントとは、「同じ物事に対して、相反する感情を抱くこと」という意味です。
英語ではambivalentと綴ります。
語源となったドイツ語ambivalentzの読み方で、アンビバレンツと表記することもあります。

日本語としてのカタカナ語では名詞のように扱われていますが、英語でambivalentは形容詞です。
英語での名詞形はambivalence(アンビバレンス)です。

人間は多面性のある存在なので、ある人のこういう部分は好きだけど別の一面は許せないほど嫌い、といったジレンマを抱くことがしばしばあります。
このような状態を指す言葉が「アンビバレント」です。

「アンビバレント」は精神医学や心理学で使われる用語なので一般的にはなじみの薄い単語でしたが、人気アイドルグループ「欅坂46」の曲のタイトルに使われたことにより認知度を広げました。
彼女たちが歌う「アンビバレント」は、「他人と接することへの忌避感」と「孤独への恐れ」を持つジレンマを歌い上げた曲となっています。

アンビバレントの使い方・例文

  1. 自分を育ててくれた両親には、しばしばアンビバレントな思いを抱くものである。
  2. 私はあのアーティストの人間性が嫌いだけど、作品は好きだ。こういう感情をアンビバレントと言うらしい。

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