フィナーレ
「フィナーレ」という言葉について解説します。
「フィナーレを飾る」「グランドフィナーレを迎える」といったように、現代ではいたる所でよく見聞きするカタカナ語の一つではないでしょうか。
みなさんは、そんなよく見聞きするこの「フィナーレ」という言葉のちゃんとした意味を知っていますか?
雰囲気では理解しているものの、案外しっかりとした意味を知らないままの方も多いかもしれません。
ここでは「フィナーレ」と意味や使い方を紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になって、整理して把握してみてください。

フィナーレの意味とは
フィナーレ(finale)とは「交響曲・ソナタなどの最後の楽章。終曲。終章」「演劇などの最後の幕、また物事の締めくくりの部分」という意味の言葉となっています。
フィナーレ(finale)はイタリア語に起源を持つ「最後」という意味を持つ言葉なので、そのことからも意味は分かると思います。
ちなみに、グランドフィナーレは、演劇などの大団円、ショーなどの最も盛り上がる最後の部分という意味になり、フィナーレを飾るは、最後の締めくくりをやり遂げるという意味になります。
フィナーレとファイナル
どちらも最後という意味の言葉ですが、イタリア語か英語かの違いがあり、
フィナーレを迎えると言った場合「大詰めを迎える」という意味ですが、
ファイナルを迎えると言った場合「決勝戦を迎える」という意味になり、意味が変わるので注意しましょう。
フィナーレの使い方・例文
- みんなで苦労して作り上げた舞台だからこそ、感動のフィナーレを迎えられた。
- 50年続いた長寿番組の最終回で司会者の感動のスピーチがフィナーレを飾った。