「詰問」とは?意味や使い方を解説

「詰問」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。この記事では「詰問」の意味や使い方・例文を解説していきます。また質問・詰問・尋問の違いについてもご紹介します。

目次

  1. 詰問
  2. 詰問の意味
  3. 詰問の例文・使い方

詰問

詰問(きつもん)」という言葉の意味について解説します。

「上司が部下を激しく詰問する」のような言葉を聞いたことはないでしょうか。「質問」に似ているようで全く違うこの言葉の意味を知らないという人も少なくないと思います。

この機会に、「詰問」という文字だけでは理解しづらい言葉の意味を知ってみましょう。

詰問の意味

詰問の意味は「相手を厳しく責めて、問いただすこと」となります。英語では「cross-examination」が近い単語です。

意味合いとしてはかなり攻撃的なものになるのが、この詰問という言葉です。ビジネスシーンにおいて、上司から部下への質問のはずが、責めていてまるでパワハラをしている…なんて場面を見たことはないでしょうか。人に物事を問いただすのが「質問」ですが、それに「厳しく責める」という条件を付けるとこのような「詰問」へと変わります。

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類語

詰問の類語は下記となります。

  • 追及
  • 批難
  • 糾弾
  • 締め上げる

質問・詰問・尋問の違いについて

質問・尋問・詰問の違いについて、例を挙げて説明します。

質問は、分からない事や理由を問いただすことです。「なぜ遅刻したんですか?」のようなただ聞く事ですね。

詰問は上記の項目で挙げたように、厳しく責めて問いただす行為です。「何で遅刻したんだ、理由は?お前はそこが駄目なんだ」のように、とにかく詰める形です。

尋問も問いただす言葉なのですが、訴訟においては証拠調べ方式のことを指し、裁判所や当事者が証人に対して行う供述義務のある質問になります。「なぜ遅刻したのか、正しく述べなさい」のような形ですね。文面を堅くしただけに見えますが、正確に答えなければならない義務が発生しています。

詰問の例文・使い方

  1. 彼の質問は詰問調なので、聞いていてストレスを感じる。
  2. 母親が子供をしかる場面に出くわしたが、あんな詰問では躾にならないのではないか。

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