柔和
「柔和」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。。
ある性格や態度を表現する際に使われる言葉で、温和や温厚などと同じような意味合いを持ち、日本人はこの「柔和」に当たる人が多いとされるため、是非意味は知っておきたいところです。
中にはそもそも読み方も分からないという方も多いかと思いますので、ここでしっかりと理解しておきましょう。
ここではそんな「柔和」について意味や使い方などをご紹介していきます。
柔和の意味とは
柔和とは、「やさしい」や「おだやかな」という意味になります。
読み方は「にゅうわ」になります。柔は主に「じゅう」という読むことから、「じゅうわ」と読んでしまう読み間違いもありますが、「にゅうわ」が正しい読み方となります。
類語に「温和」や「温厚」があげられ、優しい性格や態度、やわらかい口調や仕草などを表現する形容詞で、ほとんどの場合は「柔和な」という形で使われます。
人の態度がやわらかいことを表す言葉のため、「身体が柔和」というように、身体的にやわらかいという意味では使われませんので注意が必要です。

柔和を使った文章・例文
- 仕事は優秀で、話し方も柔和、オシャレでとても落ち着いた印象の女性上司に、すぐに好意をもった。
- いつもは柔和な眼差しをしている監督だが、選手同士でミスの責任をなすりつけあったりすると、鬼の形相で怒鳴りつける人格者だ。
- 客が全員柔和な態度ならサービス業に就いても良いと思うが、嫌な客の相手をすると思うと無理だ。