シニカル
「シニカル」という言葉について解説します。
お笑い芸人などの紹介の際に「シニカルな笑いが人気の二人組」といった感じで使われるのを見たことがあるかもしれませんが、カタカナ語としては、日常の中で使う頻度は高くない方かもしれません。
このシニカルという言葉は、一度は意味を聞かないとどんな意味の言葉なのか想像しにくいかもしれません。
ここでは、そんなシニカルという言葉の意味や使い方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧になって、整理してみてください。
シニカル(cynical)の意味とは
シニカルとは「皮肉な態度をとるさま」「嘲笑的」「冷笑的」といった意味を持つ言葉となっています。
嘲笑、冷笑というのは人をあざけって笑うことですが、他にもひねくれた、すねた、意地悪なといったニュアンスを含んで使われることもあります。
さきほどのシニカルな笑いといった場合は「皮肉が効いた笑い、ひねくれた笑い」といった感じになるでしょうか。
シニカルとは英語のcynicalからきています。
このシニカルの語源はギリシャ語で犬という意味の「cynic」からきており、シニカルは形容詞なので「犬のような」という意味になります。
犬のように物乞いするような人間をそのように呼んでいたことから現在の意味になっていったといわれています。

シニカルを使った文章・例文
- シニカルな冗談ばかり言っていると、本当に嫌な人だと誤解される恐れがある。
- しばらく学校に来ていなかった友人は、人が変わったようにシニカルな雰囲気をまとっていた