画期的
皆さんは「画期的」という言葉をご存知でしょうか。
よく似た読み方や意味の言葉は多いですが、どう違うのか説明できるでしょうか?
今回は「画期的」という言葉について詳しく解説します。
画期的の意味とは
画期的とは「これまでの時代に区切りができるほど新しいさま」という意味です。
読み方は「かっきてき」です。
カタカナ語では「エポックメーキング」といいます。
「画」という字は、「かく」と読んで「区切る、限る、境」という意味で使っています。「区画」という言葉が分かりやすい例です。
「かくきてき」だったのが、促音便化して「かっきてき」となりました。
それが登場することによって、時代が変わるほどの大きな影響が生まれたということを表しています。
近年、世界レベルで最も画期的だったのは、スマートフォンの登場でしょう。
文化や芸能、テクノロジーなど、さまざまな業界で「画期的」なものが生まれていることと思います。
同じ読みをする言葉に「活気的」があります。
これは「いきいきとした気分であること。勢いが盛んであること」という意味である「活気」に「的」がついて「活気的」と形容動詞化した言葉なので、「画期的」とは全く別の言葉です。
さらに、よく似た意味の言葉で「革新的」があります。
これは「古い制度や習慣、組織などを新しく改めていくさま」という意味の言葉です。
「画期的」は芸術や技術などに対しても使うことができますが、「革新的」はそうではありません。
画期的の使い方・例文
- 彼が考案した日本画の技法は、大変画期的で大評判になった。
- 画期的なシステムの誕生が、開発を大いに後押しした。