毛嫌い
「毛嫌い(けぎらい)」という言葉は、普通の「嫌い」よりも強い言葉として使われていますね。
「毛嫌い」されたら非常にショックを受けます。
「毛嫌い」は日常的に使われる言葉ながら、その語源を知っている人は少ないかもしれません。
なぜ「毛」が付いているのかも気になります。この機会に意味と併せて知っておいてくださいね。
この記事では「毛嫌い」の意味や使い方、由来などを解説します。

毛嫌いの意味とは
「毛嫌い」の読み方は「けぎらい」です。
「毛嫌い」の意味は「明確な理由もなく、感情的に嫌うこと」です。
「毛嫌い」を、嫌いの程度が大きいことと勘違いしがちですが、理由もなく嫌うことに重点を置いていることを知っておきましょう。
では、どのようにして「毛嫌い」という表現が生まれたのでしょうか。
「毛嫌い」の由来は、鳥獣が毛並みによって好き嫌いをすることです。
特に、馬の交配において、なぜだがうまくいかない場合があり、その時に毛並みが気に入らないのかと推測したことも語源ではないかと考えられています。
なお、「けぎらい」の漢字は「気嫌い」だと認識している人も多いですが、「気嫌い」は誤りで「毛嫌い」が正しいので気をつけましょう。
毛嫌いの使い方・例文
- 今回の商談は何とかまとめたい案件だったのだが、相手の担当者が私のことを毛嫌いしているようで何だか暗雲が立ち込めてきている。
- 高校生の頃からずっと好きだったあの子に告白しようと思ったのだが、毛嫌いされていることが判明して尻込みしてしまった。