人見知り
「人見知り」という言葉について解説します。
「人見知りが激しくて」や「人見知りの性格で」といったように、皆さんも一度はどこかで見聞きしたことがある言葉だと思います。
意味もなんとなく把握している方が多いとは思いますが、しっかりと整理してみると間違いが起こりやすい言葉の一つだったりもします。
ここではそんな「人見知り」という言葉の意味や使い方、どんな間違いがあるのかなどを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。

人見知りの意味とは
人見知りとは「子供などが、見慣れない人に対して不安を感じたり、恥ずかしがったりすること」という意味の言葉になります。
人見知りとは従来、生後6ヶ月頃から始まる赤ちゃんの反応のことを指しているので、大人に使うのは細かくいうと間違いとなりかねません。
大人の場合は「内気」「照れ屋」「恥ずかしがり屋」といった言葉を当てはめる方がいいようです。
子供の反応が「人見知り」、大人の場合は「内気」などを使うという点を覚えておくとスマートな使い分けができるのではないでしょうか。
人見知りとコミュ障
若い人の間では「人見知り・内気」と「コミュ障」を同じ意味と捉えている方も多いようですが、実はこの二つの言葉の意味は大きく異なっています。
人見知り・内気は、初対面や慣れない場面は苦手だが、慣れればコミュニケーションに問題がない人を指しますが、
コミュ障は元になっているコミュニケーション障害という言葉通り、慣れようが慣れまいがコミュケーションに問題が生じる人を指しています。
ちなみに、内気な方の場合は目立つことを避ける以外にも、好きな人をあえて避ける行動をとってしまう好き避けといったこともあり、コミュ障や嫌われているといった印象を与えてしまったりするのかもしれません。
人見知りを使った文章・例文
- 最近になって激しく人見知りをするようになったが、これも成長の証と思えば愛おしくてたまらない。
- 人見知りが20年間治らなくて困っている。