起きて半畳寝て一畳
皆さんは、「起きて半畳寝て一畳(おきてはんじょうねていちじょう)」という言葉をご存知でしょうか。
ことわざの一つなので、見聞きしたことのある方がほとんどだと思います。
この記事では、「起きて半畳寝て一畳」の意味を解説させていただきます。
起きて半畳寝て一畳の意味とは
「起きて半畳寝て一畳(おきてはんじょうねていちじょう)」とは、「人は必要以上の贅沢を望むべきではなく、妥協や満足すべき」という意味のことわざです。
人はどれだけ大きな家に住んでいても、起きている時は半畳、寝ていても一畳のスペースしか使わないことからできた言葉です。つまり、大きなスペースが与えられても1人が占領するスペースは変わらないので、贅沢を望まず妥協し、満足すべきだという意味です。
また、起きて半畳寝て一畳には「天下取っても二合半(てんかとってもにごうはん)」と続く場合があります。「天下取っても二合半」とは、「人は1度の食事で二合半以上食べることはできない、例え天下を取ってもそれは変わらないので贅沢を望むべきではない」という考えで、起きて半畳寝て一畳の類語でもあります。起きて半畳寝て一畳に続くこともあれば、別々の言葉として類語に数えられることもあります。

起きて半畳寝て一畳を使った文章・例文
ここで、「起きて半畳寝て一畳(おきてはんじょうねていちじょう)」を使った例文をご紹介します。
1.起きて半畳寝て一畳、一人暮らしに広いスペースを望んでも意味が無い。
2.家が狭くても困らないよ、起きて半畳寝て一畳って言うだろう?