好きこそ物の上手なれ
「好きこそ物の上手なれ」という言葉について解説します。
子供が夢中になってる姿を見てる時などに、大人が「まぁ、好きこそ物の上手なれって言うしなぁ」なんて呟く。そんな場面は誰しも思い浮かぶと思います。
もしくは、ご自身が子供の頃言われたことがある。という方も多いかもしれません。
ここでは、そんな「好きこそ物の上手なれ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
きちんと整理して正しく使えるように把握してみてください。
混同しがちな「下手の横好き」という言葉との違いも紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
好きこそ物の上手なれの意味とは
好きこそ物の上手なれとは「好きなことには熱心に努力するので、上達するものだ」という意味の言葉です。
みなさんも経験があると思いますが、好きなことだと努力を努力とも思わず、楽しくやっているうちに勝手に上達していた。なんてことがありますよね。
まさにこの言葉通りだと思います。
類義語として、「好きは上手の元」という言葉があります。こちらの意味も好きこそものの上手なれとほぼ同じ意味になっているので、併せて覚えておいてみてください。
下手の横好き
好きこそ物の上手なれと同じく「好き」という言葉が入っており、似たような意味かと思ってしまう言葉だと思います。
下手の横好きの意味は「下手なのに、好きだから熱中しているようす」なので、実際はほぼ逆の意味と言えそうです。
混同しないように整理してみてはいかがでしょうか。

好きこそ物の上手なれを使った文章・例文
- 昔から、好きこそ物の上手なれ、好きは上手の元と言うのだから、好きなことを見つけるのが大切だ。
- 何かを極める人は少なからず「好きこそ物の上手なれ」というものがあると思う。