「迎春」とは?意味や使い方を解説!

「迎春」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「迎春」について解説します。

目次

  1. 迎春
  2. 迎春の意味とは
  3. 迎春の使い方・例文

迎春

迎春(げいしゅん)」という言葉をご存知でしょうか?

新年の足音が聞こえる頃になると、どこへ行っても見かけるこの言葉、年賀状に書く言葉としてもお馴染みですよね。

さてでは、いったいどういう意味なのでしょうか。
というわけで今回は「迎春」について解説します。

迎春の意味とは

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「迎春」とは、「新年を迎える」という意味の言葉です。

読み方は「げいしゅん」です。

真冬の寒さの中、なぜ「春」なのかというと、旧暦(太陰暦)のお正月は立春のころとなり、現代では2月、つまり梅の花がほころび始め春の兆しが見えるころに迎えるからなのです。

「迎春」は、年賀状に書く言葉としてポピュラーな言葉のひとつです。こうしたお祝いを表す言葉を総称して「賀詞(がし)」といいます。

実は、「迎春」は目上の方に出す年賀状の賀詞としては相応しくないということをご存知でしたか?

また、これまたポピュラーな「賀正」という賀詞も目上の方に出すにはイマイチだったりするのです。

「迎春」だけでは「新年を迎えるよ!」という意味だけでしかないため、そこに相手に対する敬意はありません。「賀正」も、「お正月を祝うよ!」というだけの意味になるため敬意はありませんね。

恩師や上司など目上の方に出す年賀状には、「謹賀新年」や「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などといった、丁寧な言葉を使った方がより相応しいものとなります。

賀詞のいろいろ

「迎春」の他にも新年を祝う賀詞には以下のようなものが挙げられます。

  • 明けましておめでとうございます
  • 謹んで新年のお慶びを申し上げます(つつしんでしんねんのおよろこびをもうしあげます)
  • 謹賀新年(きんがしんねん)
  • 恭賀新年(きょうがしんねん)
  • 賀正(がしょう)
  • 慶春(けいしゅん)
  • 寿(ことほぎ)
など

迎春の使い方・例文

1.今年の書き初めは「迎春」にしよう。
2.今まで「迎春」を目上の人に出す年賀状にも使っていたが、これからは「謹賀新年」にしよう。

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