ブラフ
「ブラフ」という言葉をご存知でしょうか?
何だか聞きなれない不思議な響きの言葉ですが、いったいどういう意味なのでしょうか。
今回は「ブラフ」について解説します。

ブラフの意味とは
「ブラフ」とは、英語で「bluff・人をだます、ハッタリをかける」という意味の外来語です。
もともとは、ポーカーなどで、手の内を強そうに見せかけて掛け金をつり上げることを「ブラフをかける」といいます。
ハッタリやこけおどしという意味合いで使われています。最近では、政治や経済のニュースなどで聞かれることも多くなりました。
ブラフの語源
ブラフ(bluff)は英語ですが、その語源は、意外なことにオランダ語にあります。
オランダ語で「自慢する」ことを「bluffen(ブルッフン)また「自慢」を「buff(ブルフ)」といいます。そこから派生して、英語のbluffになったようです。
英語では、bluffには、ハッタリという意味の他に、断崖・絶壁という意味や、ぶっきらぼうな・率直なという意味などがあります。
ブラフの類義語
「ブラフ」の類義語には以下のようなものが挙げられます。
・ハッタリをかます
【例文】大人数のチンピラに囲まれて絶体絶命のピンチだったが、ハッタリをかまして逃げ出した。
・デマを流す
【例文】事実を隠すために、もっともらしいデマを流して世間の目をそらした。
・情報戦を仕掛ける
【例文】政治とは情報を制した方が勝つのだ。先に情報戦を仕掛けるべきだ。
・虚勢を張る
【例文】虚勢を張っていられるのも今のうちだ。いずれ化けの皮をはがしてやろう。
ブラフの使い方・例文
1.ブラフをかけたら、面白いようにこっちの思惑通りに動いたな。
2.ブラフをかけて強気の発言をくりかえし、有利に事を進めようとするのが、彼の手だ。