光明
「光明(こうみょう)」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
意味はいたって単純なため、あらゆる場面で用いられるポピュラーな言葉ですが、ポピュラーゆえになんとなくで意味を理解している方も多いのではないでしょうか。
また、仏教用語にもある言葉で、仏語ではまた少し違った意味合いで用いられています。
ここではそんな「光明」について意味や使い方など詳しくご紹介していきます。

光明の意味とは
光明(こうみょう)とは、そのまま「明るい光」のことを指します。
太陽の光や、照明の光まで、明るい光のことを意味し、そこから転じて、計画や作戦などに「明るい見通しができる」ことや、「希望」のことを意味する言葉としても用いられています。
まぶしいぐらい明るく大きな光のことのみを指すという意見もありますが、小さな光やわずかな希望も光明にあたります。
「光明が見える」「光明が差す」「光明を得る」など様々な形があります。また、読み方は「こうみょう」になりますが、「こうめい」でも良いとされています。
仏語では菩薩(ぼさつ)から発せられる光のことを指し、慈悲の心や智慧(ちえ)を表すものとされています。
光明を使った文章・例文
- 新居の方が広いが、家に指す光明なら前の家の方が多かったため、そこだけが残念だ。
- 到底期日までに間に合う日程ではなかったが、急遽人員が増えたことでわずかな希望の光明が差した。
- 将来の見通しが立たない状況でも、努力を続けていれば必ず光明は見えてくるものだ。