断捨離
「断捨離(だんしゃり)」という言葉をご存知でしょうか。
実践したいこととして有名な言葉ですが、意味だけでなく、読み方がわからなかったという方も多いのではないでしょうか。
また、仏教用語のように見えて、実はある著書で用いられた造語だったということも、意外に知られていません。
ここではそんな「断捨離」について、詳しく解説していきます。
断捨離の意味とは
断捨離とは、「生活をより良くするために、不要なものを捨てること」という意味になります。
読み方は「だんしゃり」になります。
ヨガの行法にある断行(だんぎょう)、捨行(しゃぎょう)、離行(りぎょう)を元にして生み出された思想で、山下英子が著書の中で用いた登録商標になります。
保管スペースや管理の手間などを軽くするため、不要であるものなら多少思い入れがあっても捨てるべきだという考え方のことを指します。
物欲が少なく、必要最低限の物だけで生活をするミニマリストと混同されがちですが、本来「物が多くなりすぎたから捨てる」断捨離と、「そもそも多くの物を必要としない人」であるミニマリストは意味が異なります。
断捨離の使い方・例文
- 先週断捨離をした際に、夫婦で初めて手作りした思い出の棚を捨ててしまい、旦那がひどく落ち込んでいた。
- もう読まなくなった本や使わないトレーニンググッズが部屋を圧迫しているため、いい加減に断捨離を進めないといけない。
- 断捨離の本が大流行しているらしいが、ミニマリストの自分には全く縁のない本だ。