魂魄
「魂魄(こんぱく)」という言葉をご存知でしょうか。
日常生活で用いられる機会はほとんどないため、「魂」と違うのか、あるいは別の意味合いの言葉なのか知らないという方は少なくないのではないでしょうか。
また、本来はどこで生み出された言葉・思想なのか、語源についても知らないという方はさらに多いのではないでしょうか。
ここではそんな「魂魄」について、意味や使い方の他、語源についてなど、詳しくご紹介していきます。
魂魄の意味とは
魂魄とは、「たましい」のことを指します。
語源は古代中国の宗教の一つである道教の中に登場する、霊についての概念が語源になります。
人の精神を司るエネルギーを魂(こん)と呼び、肉体(形体)を司るエネルギーのことを魄(はく)と呼ぶことから、
道教では、人間が死ぬと形体に宿っていた気が離れ、魂魄は分離するとされ、魂は天へと帰っていき、魂魄は大地へと帰っていくと教えています。
類語には「霊魂(れいこん)」などが挙げられ、英語では「ソウル(soul)」、ギリシャ語には「プシュケー(psyche)」という言葉があります。
魂魄を使った文章・例文
- 戦争で亡くなった人を慰霊するための魂魄の塔が沖縄にあると聞き、旅行の時は必ず行こうと誓った。
- 未練を残した人の魂魄が現世に影響を及ぼすことがあると言われていたが、最近はめっきり聞かなくなった。
- お盆にお墓参りをすると、毎回不思議な気を感じるが、きっと亡くなった祖父母の魂魄が帰ってきているのかもしれない。